卑屈Pとは、VOCALOIDシリーズを用いて楽曲を発表している制作者の一人である。
代表作は、投稿作品の再生数が伸びなかったことに対する心の叫びを歌った「もっと 伸びろ ぼくの 動画」と、珍しい漢字を多用して話題を呼んだ「なんだかとっても!いいかんじ(長編)」、時代の電波をとらえつつも昭和の哀愁が漂う「アナロ熊のうた」。
代表作にちなんで「伸びろの人」「漢字の人」といわれることもある。部屋を掃除してくれる人募集中。
最新作は2012年6月26日投稿の【GUMI】逢魔が人世と化猫草紙【オリジナル】。
命名の由来
「伸びろ ぼくの 動画」で2008/2/13 18:38 に「必要以上の 卑屈なコメント」の直後に、「卑屈Pと名づけたい」とコメントが入っており、その後は「卑屈P」と呼ばれている。さらに本人が気に入ってタグロックしたことにより確定した。
ブログやカラオケでの名義は「koushirou」。JOYSOUNDで投票中の曲はこちら。
作風
かつてはネタ曲が爆発的に伸びて、そうでない曲はなぜか伸び悩むという傾向があった。伸びて欲しかったと思われる初投稿作品「明日へ」は、永らく「4桁の壁」に阻まれていたが、「伸びろ ぼくの 動画」以降さかのぼって評価されるようになり、2008年8月7日12時50分 1万再生突破。投稿から6ヶ月半の時を経てついに「4桁の壁超え」を果たした。
「なんだかいいかんじ」のfullは長編と表記したり、shortをfullにするとき微妙にタイトルを長くしてくるあたり芸が細かい。「伸びろ ぼくの 動画」関連でも、キャプチャ画面の文章などにも同様の芸の細かさがうかがえる。
自身の動画に降臨してコメントすることも多く、「もっと 伸びろ 僕の 動画」の10万越えの時には「殿堂入りの感動をPと味わえるかもしれない動画」というタグがついたこともある。
2009年以降、社会風刺の効いたロックンロール系の曲も時々投稿するようになった。